推しがテニミュキャストになって先日バーイベを開催した話ー
お久しぶりです!
四月に入ってここ最近、少し風が強い日が続いていますが風で桜が散って舞っている風景は本当にきれいですね。ただ外に出ると花粉で目がかゆくなってこの季節はつらいなぁ…とも思いながら過ごしています。
さて、先日推しがバースデーイベントを開催しまして、ちょうどこのタイミングでこれまでのことや感じたことなど思い出しながら推しについて綴っていきたいと思います。
私が推しを知ったのは、前回の記事にも書いた「ちっちゃな英雄」がきっかけでした。
私がちっちゃな英雄を好きになったきっかけのチームで、推しはアンサンブルを務めていました。
その時ちっちゃな英雄にハマりたての私はまだハイタッチというものに慣れていなかったので、なるべくキャストが客降りする席には座らないようにしていました。
そんなある日、通路側ではあったものの客降りは無いだろうと思い、なんとなく座った席のすぐ横を推しが通りました。笑った時に八重歯が見える、背が高くてかっこいい俳優さんだなと思いました。
正直子供にしかハイタッチはしないだろうと思ってただ見ていたところに推しが笑顔でハイタッチの手を出してきて、私はその時初めてハイタッチをしました。その時の笑顔は今でも覚えています。
そしてそれからはちっちゃな英雄を観るときはアンサンブルである推しに注目して観るようになりました。
その後、推しがいたチームの卒業キャストや新チームの発表があり、推しは次のチームでも引き続きアンサンブルをやることが発表されました。私は推しがいたチームのキャストや演じたときの作風が大好きだったのでもうこのチームの公演が見れなくなるのかと思うととても寂しかったのですが、引き続き推しが活躍しているところが観れると思うと嬉しくもありました。
そして新チームの公演も始まり、新しいキャストと共に頑張っている推しを観ながら、密かにいつかジェラルド役を演じている推しも見てみたいと思っていました。
ちなみにそのころのちっちゃな英雄では、同じ役での任期は最長で半年でした。3か月ごとにチームが入れ替わるので2チーム経験するとメインキャストは卒業、アンサンブルは卒業か次のチームでメインキャストに上がるのが一般的でした。
推しはその時アンサンブルが2期目で次は卒業かメインキャストに上がるかのどちらかだったので、もしメインキャストに上がるなら推しは背も高いしジェラルド役が似合うと思っていました。
そんなことを考えていたとき、また新たなチームとキャストが発表されました。
果たして推しは卒業かメインキャストか…。
震えながらサイトを見に行くと
そこにはジェラルド役という文字の横に紫の文字で推しの名前がありました。
次のチームで推しはジェラルドを演じることになりました。
ずっと見てみたいと思っていた推しが演じるジェラルド。
「卒業」という言葉が脳裏を横切っていた中での発表だったので本当に本当に涙が出るほど嬉しかったです。
推しが演じるジェラルドはどんなジェラルドになるんだろう…とドキドキしながら迎えた新チーム初日。
その日はとても寒い日でした。今はある優先入場制度も当時は休日にしかなく、平日だったその日は朝の寒さに震えながら開園待ちをしました。そして入場してもなぜか自分が緊張していてずっと震えていました(笑
そして初回公演が開演してジェラルドの姿で出てきた推しはアンサンブルの頃とは髪型も違い、マイクを付けていてセリフがあって…
目にする推しのすべてが新しく、そして目の前の推しは紛れもなくジェラルドでした。
もちろん私は推しの全てを知っているわけではないけれど、推しが目の前のジェラルドになるまで、きっと凄く努力してきたのだろうと感じました。
そして最初はぎこちなかったジェラルドのお辞儀姿も、公演を重ねるごとにみるみるうちにかっこいいジェラルドのお辞儀になっていきました。
舞台の上で生き生きとジェラルドを演じている推しを観て感動する日々でしたが、推しもゆくゆくは卒業します。
少しネガティブなことを言うと、ちっちゃな英雄を卒業してもいつの間にか引退していった俳優さんは何人もいます。また、ずっと仕事がない俳優さんもたくさん見てきました。
推しは事務所に所属していないし、推しももしかして卒業したら…なんて思ってしまうこともありました。
しかしそんなことを考えていた中舞い込んできた
テニミュ出演情報
友人からのラインで情報を知ったときは夜中にも関わらず本当に大きな声がでてしまうくらい驚きました 。
ちっちゃな英雄を卒業したらもう推しは見れなくなってしまうかもしれないと思っていた矢先の朗報で本当に嬉しかったです。
…推しが……テニミュ…
私はこれまで生でテニミュを観たことがありませんでしたが、テニミュがどれだけ人気な作品なのかはもちろん知っていたので推しの次の出演作品がテニミュということに気持ちが華やぎました。
これまで円盤でしか観たことがなく、しっかりテニミュ追ってきたわけではなかったので最初は観に行くのを躊躇しましたが、親切な友人が誘ってくれて初めてテニミュを観に行くことになりました。(このときすごく良い席を用意くれた友人には感謝してもしきれないです)
予習もして、推しがどんな役を演じるのか、また推しのビジュアルも知った状態で初めてテニミュに足を踏み入れましたが、いざ舞台上の推しを目にした瞬間、電流が走ったかのように衝撃を受けました。
金髪をなびかせながらラケットを振る推しはまさしく漫画の中で見たキャラクターそのものでした。そこにはこれまで見たことのなかった推しがいました。
推しはテニミュキャストになっていました。
テニミュで輝く推しを観ているうちにテニミュ自体にもハマっていき、推しが出演するテニミュの公演や関連イベントにはほとんど通うようになっていました。そして気付けばテニミュが大好きになっていました。
テニミュに出演してから推しはどんどん人気になっていきました。
よく
「推しが遠くへ行ってしまった」
なんて言葉を耳にしますが私はそう思ったことはありませんでした。
どんどん人気になっていく推しを見ているととても嬉しい気持ちになり、推しがいろいろな場所で輝いている姿を見るたび推しを応援していてよかったと思いました。
そして先日開催されたバースデーイベントも、私含め推しのために集まったたくさんのファンの前に立つ推しは本当に嬉しそうで、楽しそうで、一生懸命イベントを盛り上げている姿はとても輝いていました。
また、これまでツイッターでしか祝えなかった推しの誕生日をこうして直接お祝いできるということがなによりも嬉しく、推しが頑張って準備してきたバースデーイベントは本当に本当に楽しかったです。
推しはイベントで
「自分はたくさんのファンの皆さんに生かされている」
と言っていましたが
「私は彼に生かされている」
そう思ったのはきっと私だけではなく、会場にいた多くのファンが思ったことだと思います。
推しが頑張っていたからこそ、今こうして私は推しのことを応援できているのだと思います。そして楽しい日々を送ることができ、応援していてよかったと心から思えるのだと思います。
私の世界を広げてくれてありがとう。
俳優という道を選んでくれてありがとう。
応援させてくれてありがとう。
バースデーイベントに参加して、私は推しへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
推しのおかげで私の世界は今日も輝いています。